インターンに参加してみたけれど、周りについていけないと感じて不安になっていませんか?
この記事では、インターンでついていけない場合の対策や豆知識をご紹介します。
自分を責めることなく、前向きに対処法を見つけていきましょう。
井上達也
立命館大学政策科学部卒。
新卒で株式会社マイナビに入社。
自社媒体の営業職を3年半経験。
早稲田大学大学経営管理研究科修了後、株式会社ビーエスシー・インターナショナル入社。
2019年より採用担当者として、2〜3週間のサマーインターンシップを運営中。
インターンでついていけないと感じる時の心構え
まずは自分を責めない
インターンで他の参加者についていけないと感じるのは珍しいことではありません。
まずは自分を責めず、冷静に状況を見つめましょう。
インターンは、学生時代に培ってきた知識やスキルを実際の業務で試す貴重な機会です。
経験豊富な大学生や、専門的な知識を持つ大学生がいる中で、自分が劣っていると感じてしまうのは自然なことです。
しかし、焦る必要はありません。
インターンは、学びの場であり、成長の機会です。
周りの参加者と比べて勝手に落ち込むのではなく、自分のペースで着実に成長していきましょう。
他人との比較をやめよう
他人と比べることはストレスの原因になります。
周りの参加者がスムーズに業務を進めているように見えても、実際には苦労しているかもしれません。
また、人それぞれ得意分野や経験値が異なるため、単純に比較することは意味がありません。
自分自身の成長にフォーカスしましょう。
インターン期間中に、自分がどれだけの知識やスキルを習得できたのか、どのような課題を克服できたのか、といった点に目を向けましょう。
自分自身の成長を実感することで、自信やモチベーションを高めることができます。
ついていけない時の具体的な対策
原因を特定する
何が原因でついていけないと感じるのかを明確にしましょう。
自分の弱点を知ることが必要です。
例えば、業務内容が理解できない、コミュニケーションがうまく取れない、時間管理ができないなど、具体的な原因を突き止めましょう。
原因が分かれば、適切な対策を立てることができます。
マイクロスキルを磨く
小さなスキルから始めてみましょう。
例えば、タイピング速度や基本的な業務ツールの使い方などです。
これらのスキルは、一見、地味に思えるかもしれませんが、業務効率を大幅に向上させる効果があります。
また、基礎的なスキルを習得することで、自信に繋がり、より難しい課題にも積極的に取り組めるようになります。
インターン期間中に、これらのマイクロスキルを意識的に磨くことで、着実に成長を実感できるはずです。
周りのインターン生に相談する
同じインターンに参加している他の学生に相談してみましょう。
新たな視点を得られるかもしれません。
周りの参加者も、同じように不安や疑問を抱えている可能性があります。
積極的にコミュニケーションを取り、困っていることや分からないことを相談してみましょう。
相談することで、新たな解決策や考え方を得られるだけでなく、仲間意識も高まります。
また、周りの参加者からアドバイスをもらったり、経験を共有したりすることで、自分自身の成長を加速させることができます。
社員にアドバイスを求める
インターンでは、多くの社員ともコミュニケーションをとるでしょう。
今自分が何に悩んでいるかということを、しっかりと相談してみてください。
社員の方とのコミュニケーションは非常に大切です。
仕事で忙しそうなのに、声をかけても大丈夫だろうか?と思う学生が多いと思いますが、気にせアドバイスを求めてみてください。
インターンを途中で辞める方法と注意点インターンでの立ち回り方
自己PRの方法
「自己紹介をしっかりしましょう。」ということではありません。
自分の強みをしっかりとPRする方法を学びましょう。ということです。
短所や苦手を補うために、自分の強みを活かすことが重要です。
インターンでは、自分の能力やスキルをアピールする機会が数多くあります。
自己PRを通して、自分の強みを明確に伝え、周囲にアピールしましょう。
例えば、過去の経験やスキル、学習意欲などを具体的に説明することで、相手に理解してもらいやすくなります。
また、自分の強みを活かして、チームに貢献できることを積極的にアピールしましょう。
フィードバックを積極的に受け入れる
上司や同僚からのフィードバックは宝です。積極的に受け入れて、改善につなげましょう。
インターン期間中は、上司や同僚から多くのフィードバックを受ける機会があります。
これらのフィードバックは、自分の成長にとって非常に貴重なものです。
積極的に受け入れ、改善点を見つけ出し、今後の行動に活かしましょう。
フィードバックに対して、反論したり、否定したりするのではなく、謙虚な姿勢で受け止め、自分の成長に繋げることが重要です。
職場でのコミュニケーションを円滑にするよう意識する
インターンでは円滑なコミュニケーションが求められます。
上司や同僚との会話を積極的に進めましょう。インターンは、社会人としての基礎を学ぶ場でもあります。
職場でのコミュニケーションは、業務を円滑に進める上で欠かせません。
上司や同僚との会話に積極的に参加し、積極的に質問したり、意見交換したりすることで、良好な人間関係を築きましょう。
また、コミュニケーションを通して、仕事の進め方や社内ルールなどを学ぶことができます。
実際のインターン体験談
長期インターンでついていけなかったBさんの話
Bさんは3か月間、長期インターンでの課題に苦しんでいましたが、最終的にはプログラムを修了し、自信をつけました。
Bさんは、プログラミングの知識が乏しく、周りの参加者に比べて進捗が遅れていました。
最初は焦りや不安を感じ、自信を失いかけていました。
しかし、諦めずに、分からない点は積極的に質問し、先輩社員にアドバイスを求めました。
また、自分自身の学習方法を見直し、効率的にスキルを習得できるよう努力しました。
その結果、Bさんはインターン期間中に着実に成長し、最終的にはプログラムを修了することができました。
この経験を通して、Bさんは、困難に立ち向かう大切さ、そして諦めずに努力することの重要性を学びました。
長期・短期インターンの違いと選び方|メリット・デメリットを徹底解説短期インターンでの成功例、Cさんの話
Cさんは短期インターンでの経験を活かし、次のステップへの準備を進めました。
Cさんは、短期インターンで、マーケティングの基礎知識を学び、実践的な経験を積むことができました。
インターン期間中は、積極的に上司や先輩社員に質問し、積極的に業務に取り組みました。
その結果、Cさんは、マーケティングの知識やスキルを習得し、自信をつけることができました。
また、インターンを通して、自分の強みや弱みを理解し、将来のキャリアプランを具体的に考えるようになりました。
Cさんは、短期インターンでの経験を活かし、大学での学びを深め、将来のキャリアに向けて準備を進めています。
体験談から学ぶべきポイント
体験談を通じて得られる教訓を、自身の経験に役立てましょう。
BさんとCさんの体験談から、インターンでついていけないと感じたとしても、諦めずに努力することで成長できることが分かります。
また、周りの人に相談したり、積極的に行動したりすることで、困難を乗り越えることができることも分かります。
これらの教訓を参考に、自分自身のインターン経験を充実させましょう。
まとめ
この記事のまとめ
インターンでついていけないと感じる場面に遭遇しても、自分を責めずに対策を講じることが重要です。
原因を特定し、小さな成功体験を積み重ねることで自信を取り戻しましょう。
インターンは、社会人としての基礎を学ぶ貴重な機会です。
周りの参加者と比べるのではなく、自分のペースで成長を目指しましょう。
積極的に行動し、周りの人に相談することで、インターン期間を充実させることができます。
次のステップのためのアクションプラン
今後のために具体的なアクションプランを立て、着実に実行していきましょう。
インターンで得た経験を活かし、今後のキャリアプランを具体的に考えましょう。
例えば、インターンで興味を持った分野をさらに深く学ぶ、スキルアップのための研修を受ける、将来の目標達成に向けて行動を起こすなど、具体的な目標を設定し、計画的に行動しましょう。
インターンは、社会人としての第一歩を踏み出すための重要なステップです。
インターンで得た経験を活かし、自信を持って次のステップへ進んでいきましょう。
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